内装仕上げ小野内装を支えて20年、自分だから言えること

内装工事小野内装

神奈川県川崎市にある、内装仕上げ工事、金属パネル工事を手掛けている小野内装です!
設立は2002年、4名の仲間でスタートした小野内装も今では20名を超える社員を抱える業界では知られた実力派集団となっています。

今回お届けするのは、設立メンバーの一人で現在も社長の右腕として活躍する最上氏のインタビューです。小野内装の表も裏も知り尽くした最上氏だから言えること、そして重みのある発言の数々、これは必読ですよ!

▽動画で見たい方はこちら▽

ザ・管理職! 変わってきた自分と社員との関係

インタビュアー
いきなりですが、最近はどんなお仕事をやっていますか?
最上
今は横浜にあるオフィスビルをメインでやっているよ。そこそこ大きな現場だから長いことやっていたけれど、来年の1月にはやっと竣工する予定。

自分は立場的には職長だから現場で手を動かしてやるような仕事よりも、現場が滞りなく進むように全体を見て、調整したり指示出したりって仕事がほとんどだね。

インタビュアー
ザ・管理職ですね! 社員教育も最上さんのお仕事の一つですか?
最上
現場のチームの中には若い社員や新入社員もいるから、同じ現場にいる以上はもちろん自分が教えることもあるけれど、実際に手取り足取り教えるのは自分ではなくて直属の先輩になるかな。

自分は複数の現場を見ないといけないから、一人ひとりと深く関わって教育するのではなく、働きやすい環境を整えることの方に注力しているよ。

とはいえ、口を出してしまう時もあるけどね。

インタビュアー
今でこそ管理職となり社員との距離もできてきたと思うのですが、今までは密接に何人も育ててきたわけですよね。昔と今で自分自身の接し方で変わってきたことってありますか?
最上
一言でいうと、丸くなった(笑)。やっぱり人は歳を取ると丸くなるんだなって、自分や周りを見ていて思うよ。

旧知の仲間と会社を設立したときは、とにかくみんな勢いがあったから、人との接し方もよく言えば“熱い”、悪く言えば“キツい”ところがあったけれど、今は人との接し方も学んで、相手が萎縮しないような話し方が自然とできるようになってきたかもしれないね。

小野内装もすっかり大所帯になって関わる人が多くなってきたから、毎日のコミュニケーションがしんどいときもあるけれど、だからこそ円滑にやれるように人との接し方は気をつけているよ。

職長としてのプレッシャーは、「ない」。自然体で仕事と向かい合うことが自分のやり方

インタビュアー
社員が増えてチームとして大きくなるにつれて、仕事はどのように変わりました?
最上
これは当然のことなんだけど、まず現場の規模が大きくなった。それから仕事量も増えた。

会社としては嬉しいことだから、このような変化をポジティブに受け止めないといけないよね。自分は管理職として複数の現場をみているから、常に走りまわっているかもしれない(笑)。

現場が朝から晩まで何もなく順調にいっていればいいのだけど、そんなことはまずないからね。自分が行って問題を解決ないといけないことが多々あるから、管理職とはいえまだまだ現場を離れることはできないね。

インタビュアー
職長としてのプレッシャーはありますか?
最上
プレッシャーはない!
性格なのかもしれないけど、「職長という立場だからこうしないといけない」みたいな気負いもなく、割と自然体でやっていると思うよ。

だけど、これはプレッシャーっていうのかどうかわからないけど、経営的な視点で利益を出さないといけないという気持ちはある。

現場ごとに収支を出しているから、少なくとも自分が管理している現場は予定通りにおさめて、きちんと利益を残すように最大限の努力をしているけど、例えば自分たちの前の工事に入った他業者が遅れてしまう時などは、こちらではどうにもできないよね。

そういう時は、「遅いから早くして」って感じにはとても言えないから、「いつ頃終わりますかねぇ」ってやんわりと伝えている(笑)。
とはいえ、仕事では思い通りにいかないことが当たり前だから、必要以上にピリピリはしないようにしているかな。

人の仕事は面白い。他業者との協業で学べることとは

インタビュアー
今、20年目とのことですが、どのようなモチベーションで毎日仕事をしていますか
最上
家族のため、というのは根底にあるけれど、自分自身の話でいうとモチベーションなんかなくても普通に働いているよ。誤解されそうだけど、やる気がないとか惰性で働いているってことではなくて、仕事するのが当たり前になっているということ。

朝起きて、「行きたくないな」ってこともないし、本当に普通に毎日会社に行っている。それはいいことだと思うよ。モチベーションって結局は感情論だと思うけど、自分の場合は感情で仕事を考えていないから、もっと自然に仕事に向かっているかな。

インタビュアー
なるほど!面白い意見ですね。ではズバリ、最上さんにとってこの仕事の面白さって何ですか?
最上
今、小野内装の技術レベルは相当高いと思うんだよね。本当にそれだけは堂々と言える。でも設立当初から高かったわけではなく、自分を含め創業当初のメンバーが貪欲に上を目指したらからそうなったのであって、そこにはすごい努力があった。

だから、内装仕上げに真正面から向き合って、がむしゃらに吸収して自分が成長した時期はもう過ぎたと思う。

その時に感じた面白さはあるけれど、今は自分の技術レベルが高いところにあるから、むしろ自分のやっている仕事に対しての面白さよりも、現場で一緒になる他の業者の仕事の方が面白いって思っているかもしれないな。

建設業の仕事に対しては、いまだに好奇心を持ち続けているよ。それに他の仕事を知っていることで、現場の理解が深まるし、他業者との打ち合わせもスムーズにいったりもするからね。

ただ面白いなって思って見ているのではなく理解しようとして見ているから、そういう意味では勉強にもなっているよ。

小野内装の将来と若い社員に期待すること

インタビュアー
若い世代の社員に期待することは?
最上
今の若い世代は価値観も生き方も多様だから、こちらとしても「こうあってほしい」ってなかなか言えないよね。ただ、縁あって小野内装で一緒に働いているのだから、ここにいる間は貪欲にいろいろ吸収して大きく成長してほしいって思うよ。

そして、施工の技術だけではなく、人との関わり方やリーダーシップも身につけてほしいって思う。というのも、今の小野内装には職長までではなくても、職長の補佐や現場のリーダーができるような二番手三番手の中間層の人材が少ないから、そのあたりの層が育ってほしいって思っているんだよね。

何しろ抱えている現場数が多いから、今の小野内装の職長だけではまわせない時に、職長の代わりとして現場を取りまとめできるような人がいればいいよね。

そういう人が現場で職長代理などをやるのであれば、自分は彼の下についてサポートしてもいいかもしれない。そうやってどんどん若い人を前に出して自信をつけさせていかないとね。

自分は少なくとも彼らよりも経験が豊富だから、自分の体が動くうちに伝えられることは全部伝えておこうって思っているよ。

インタビュアー
ズバリ、小野内装の将来はどこに向かって行きますか?
最上
小野内装は会社として十分に大きくなったわけだけど、会社にいる一人ひとりの技術力をさらに上げて、小野内装としてのパフォーマンスをもっと高めることはできるんじゃないかな。

内装職人の正社員雇用

だから今いる社員に対してもそうだし、これから入る社員に対しても小野内装の技術力をしっかりと伝授して、小野内装の誰もが現場に行って一目置かれるような存在になればいと思っている。

幸い小野内装にはやりがいのある大きな仕事がコンスタントに入ってくるので、自分が成長できる環境としては申し分ないと思うよ。

現場も商業施設からホールまで幅広いから、いつも新鮮な気持ちで仕事にとりかかれるよね。

建設の仕事はやっぱり面白いし何年やっていても知らないことだらけだから、自分も長く続けていられるのではないかな。

建設業はいつからでも、そして未経験でもチャレンジできる仕事だから、建設業に興味があるのであれば気持ち一つで飛び込んできてほしい。もちろん、小野内装はいつでも歓迎しますよ!

インタビュアー
じゃ、最上さん今日もお疲れ様でしたー!

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